「宇宙旅行なんて映画や小説の中だけの話でしょ?」
なんて思っている人も多いのでは?
そんなことはありません!
宇宙旅行はもう私達の目の前にまで迫ってきています!
そんな夢から現実になりつつある”宇宙旅行”の現状について詳しく紹介します。
宇宙旅行とは?
宇宙旅行とは、その名の通り宇宙へ旅行に行くことです。
宇宙飛行士の気分を味わいながら神秘に満ちた宇宙空間を体感することができます。
民間人でも宇宙に行ける時代に
宇宙旅行というと、一昔前までであれば、”夢物語”でした。
しかし技術が進歩した現代では、費用は決して安くないものの、民間人でも、短期間であれば宇宙空間に飛び立つこともできるようになっています。
宇宙旅行の種類
宇宙旅行は、
- サブオービタル飛行
- オービタル飛行
- 惑星旅行(月・火星)
の3つに大きく分類されます。
サブオービタル飛行
サブオービタル飛行とは、地上から出発し、高度100km以上の宇宙空間に到達した後、地上に帰還する飛行のこと言います。
「弾道飛行」
「準軌道飛行」
ともいいます。
滞在時間は数分程度ですが宇宙空間を体験できる方法になります。
わかりやすく言えば,日帰り旅行という表現に一番近いものになります。です。
オービタル飛行
オービタル飛行とは,サブオービタル飛行よりも高い、地上から高度300km以上の宇宙空間まで到達し、人工衛星のように地球の軌道を周回する飛行です。
サブオービタル飛行に比べて、オービタル飛行はリスクも大きい分,数十億円単位の価格になっています。
星旅行(月、火星)
星旅行とは「月」や「火星」など、地球以外の星への旅行のことです。
星旅行では、
- 星には着陸せず、星の周りを周回する「周回旅行」
- 星に着陸し、衛星の地表に降りる旅行
の2種類に分けられます。
これらの2種類とも今現在、国と民間で連携して進めている段階です。
ですが、民間企業が主導する月・火星の旅行は、まだまだ現実化するのが困難なうえ、相当な時間がかかる見通しです。
宇宙旅行の費用
宇宙旅行の費用は、旅行の種類によって金額が異なります。
- サブオービタル飛行:約1050万円〜3300万円。
- オービタル飛行:約10億〜22億円。
- 星旅行(月・火星):未発表
現段階では、どの宇宙旅行ですら一般家庭では手の届かない金額ですが、宇宙関連の技術が進歩することにより費用が下がることは間違いありません。
宇宙旅行の低コスト化
オービタル飛行(サブオービタル飛行も含め)は、これからどんどん低コスト化が進み宇宙旅行の価格は、下がっていくと考えられています。
ロケットの回収・再利用技術、製造技術が進展することによって輸送コストなどが約1/10程度の値段が下がっていくと予想されています。
そうなれば、宇宙旅行は、サブオービタル飛行以外でも、いつの日か身近な旅行として気軽に行けるようになることでしょう。
まとめ
宇宙旅行にも、費用的に高価なところではあります。
数年後に宇宙旅行ができるようになっても、今の高い値段では一握りの人しか行くことができません。
しかし、現在の飛行機並みに宇宙へ行く費用が安くなれば、いろいろな人が宇宙に行き、いろんな体験をすることが可能になります。
これからの、宇宙開発と共に宇宙旅行も目が離せないものになっていくでしょう。