急速に普及が進んでいる「ドローン」。
ドローンには、航空法が定める”飛行ルール”など事前に知っておくべきことがあります。
ルールを知らずにドローンを飛ばして違反を犯してしまうと、最悪「逮捕!」なんてことにもなりかねません。
そんなトラブルに合わないためにも、ドローンを始める上で知っておくべきことを紹介します。
ドローンとは?
ドローンとは、人が乗らない「無人航空機」のことです。
ラジコンのように、無線による遠隔操作で飛ばします。
無人航空機は機体重量が200g以上の、農薬散布ヘリコプターや大きいラジコン飛行機なども該当します。
特に決まった形状などは無いですが、世間一般的には、4つのプロペラで飛び回る機体が「ドローン」と呼ばれています。
ドローン初心者が知っておくべきこと!
「これからドローンを始める!」
というドローン初心者にとって、知っておくべきことを紹介します。
ドローンの種類
ドローンの種類をざっくり分けると、
- 200g以上のドローン
- 200g未満のドローン
- FPVドローン
の3つに分けることができます。
200g以上のドローン
200g以上のドローンとは、バッテリーを含んだ機体重量が200g以上のドローンです。
いわゆる通常の一般的なドローンです。
大きさ、デザインともに様々で、個人から企業まで様々な分野で活用されています。
飛行の安定性が高いものや、搭載カメラの性能が良いドローンが多くあるので、空撮などの利用に向いています。
200g未満のドローン
200g未満のドローンは、バッテリーを含む機体重量が200g未満のドローンです。
200g未満となると小型で簡素な作りの物が多く、おもちゃっぽいため、「トイドローン」と呼ばれることもあります。
空撮というよりは、飛ばして楽しむのに向いているドローンです。
200g未満のドローンは、国土交通省が定める”無人航空機”に該当しないドローンとなります。
そのため、
「航空法などの規制を受けないドローン」
として有名です。
しかし、200g未満とあっても、守らなければならないルールやマナーはあるので、注意が必要です。
▼200g未満でも注意すべきこと▼

FPVドローン
FPVドローンとは、VRゴーグルのようなゴーグルを装着し、ドローン視点で操作を行えるドローンのことです。
小型でスピードが出るものが多く、主にドローンレースに活用されています。
FPVドローンは通常とは違う無線周波数を利用しているので、FPVドローンを利用するには、別で無線資格が必要になります。
▼FPVドローンについてはこちら▼

技適マーク付のドローンを買おう!
ドローン購入時は「技適マーク」付きのドローンを購入するようにしましょう。
日本では、無線技術を搭載した機器には「技適マーク」の表示が義務付けられています。
技適マークが付いてないドローンを使ってしまうと、違反となってしまうので注意しましょう。
日本向けで正規に販売されているドローンは概ね問題ありませんが、ネット通販などで販売されている海外製のドローンなどは、技適マークが付いていない可能性があるので、特に注意が必要です。
ドローンの飛行ルールを知ろう!
ドローンを安全安心に利用できるように、航空法などでドローンの飛行ルールが定められています。
法律として定められているので、違反すると罰金などの罰則が課せられることがあります。
飛行ルールの主な内容は、
- 飛行禁止区域について
- ドローンの飛行方法
などです。
詳細は以下の記事にまとめていますので、ドローンを飛ばす前に、一読をおすすめします。
▼飛行ルールについてはこちら▼

閣議決定!ドローンが登録制になる!
2020年2月28日に国土交通省はドローンの登録制度を新たに導入することを閣議決定しました。
2022年を目処に導入予定とのことで、導入後はドローンの機体や所有者の情報を国に登録されることが義務となります。
▼ドローン登録制についてはこちら▼

まとめ
ドローンの普及とともに、墜落事故など、ドローンによる事故事件が多発しています。
多くの人が快適に、安全に活用できるように様々なルールが規制がされています。
正しいドローンの知識を身に着け、楽しいドローンライフを過ごせるようにしていきましょう!